先輩社員インタビュー
Interview整備士、父になる。3週間の「男性育休」で見つけた仕事と家族の新しい関係
2019年入社 M.O.さん(整備士/前職:整備職)

My Story # 01
原点は父の背中。幼い頃の憧れを、プロの仕事へ。
子どもの頃、父が自分の車を整備している姿を見て、「面白そう」と感じたのが、整備に進むきっかけでした。電気系統の作業などを少し手伝わせてもらううちに、自然と車が好きになっていったのです。高校卒業後は、一貫して整備の仕事に携わっています。九州栄孝エキスプレスに入社する前は、3年間バスの整備を担当していました。バスとトラックではエンジンの位置が異なり、整備の勝手も大きく違うため、日々新しい発見があります。
もちろん、今でも自分の車をカスタマイズするのは好きですね。車高を調整したり、パーツを交換したり。あくまで保安基準の範囲内ですが(笑)。なぜそこまで車が好きなのかと聞かれることもありますが、理由は「かっこいいから」という、とてもシンプルなものです。毎日違う車両に触れ、一つとして同じ作業はない。もちろん大変なこともありますが、この「好き」という気持ちが、仕事を続ける大きな原動力になっています。

My Story # 02
「二人でやるしかない」。覚悟を決めて取得した、3週間の男性育休。
昨年末、第一子が誕生したタイミングで、3週間の育児休暇を取得しました。妻が妊娠中から体調が優れないことが多く、出産後の大変な時期を一人に任せることはできないと考えたからです。初めての育児で、夫婦ともに分からないことだらけ。「二人で乗り越えるべきだ」と、ごく自然にそう思いました。
正直なところ、男性が育休を取ることに、ためらいが全くなかったわけではありません。収入面での不安もありました。しかし、上司に相談したところ、快く承認してくれました。周りの同僚も特別な反応を示すことなく、ごく自然に受け入れてくれたのが印象的です。こうした会社の雰囲気には、本当に感謝しています。
育休中は、ミルクの準備から寝かしつけ、合間での家事と、一日があっという間に過ぎていきました。もともと家事は分担していましたが、実際に育児の中心を担ってみると、その大変さと、それ以上の喜びを深く実感しましたね。子どもの将来について妻と話す時間も増えました。仕事に復帰する際は、「このまま家にいたい」と名残惜しく感じたほどです。

My Story # 03
家族との時間があるから、仕事にもっと真剣になれる。
九州栄孝エキスプレスは、一言で表すなら「クリーンな会社」だと感じています。コンプライアンスの遵守はもちろん、社員一人ひとりの働きやすさを真剣に考えてくれている会社です。私が育休を取得できたのも、会社が「従業員は宝」という理念を掲げ、一人ひとりを大切にしてくれる風土があるからこそだと思います。仕事はもちろん生活のために大切ですが、私にとって最も大切なのは「家族」です。その価値観を尊重してくれるこの環境が、自分には合っていると感じています。
整備の仕事は奥が深く、毎日が勉強です。時には難しい作業に頭を悩ませることもありますが、家族との時間を大切にしながら、好きな仕事に打ち込める。そんな当たり前のようで、実はとても恵まれた環境に感謝しています。次の休みには、子どもを連れてどこに行こうかと考えながら、日々の業務に向き合っています。
これから九州栄孝エキスプレスへの入社を考えている皆様へ。特に、私のように家庭を持つ方や、これから家族が増える方には、自信をもって「働きやすい会社です」とお伝えしたいです。あなたの「好き」という気持ちや、「大切にしたいこと」を、きっと応援してくれるはずです。
